携帯を拾った
携帯電話が落ちていた。ジョギング中に見つけた。あっ電話が落ちている・・・と気付いたが通り過ぎた。でも数メートル走って足が止まった。拾うか放っておこうかと悩んだ。落ち場所にまた戻ったがやっぱり放っておこう。また走り出し、また足が止まった。携帯電話をジャージのポケットに入れたまま洗濯した事があった。携帯は綺麗になったが中のデータは完全におじゃん。復旧に苦労した事がある。落とした人は困るだろうな~との思いが結局拾わせる原動力となった。電話を片手に走る、そしてこの後どうしたら良いのだろうと考えながら。この携帯に電話がかかってくるのを待つ。そして言う。この携帯、拾ったんですが誰のですか?と。でも何時かかってくるのか分からない。早く処理したい。では発信記録と着信記録を見て一番多い人にこちらから掛けるか?男の声でそれもおっさん声でかけたら驚くに違いないと躊躇する。「まあちゃん」が記録で一番多い。発信記録はそれこそ拾った時刻の一時間前になっている。電話の機種からみてどうも年配者か子供が持つ携帯のようだ。3人まで頻繁にかける相手を登録できるボタンがヒンジのすぐ下に並んでいる。走り終えて会社に帰ってきた。出社したばかりの3人の女性社員に、携帯電話が道に落ちていた、貴女ならどうすると聞いた。拾って警察に届ける、携帯メーカ(AU)のショップに届ける。さすが拾わないの選択肢はなかった。皆優しい、安心した。いろいろ意見が出たが結局AUショップに持って行くのがベストではとなった。携帯電話を拾ったのは初めての経験、だがその後の処理について考えてみた時実に色々なやり方があるものだと、また人によって方法が違うものだと・・・。ちなみに私は「まあちゃん」に電話したかったのだが・・・。
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