ゴミの分別
前の会社でISO14001(環境マネジメントシステムの国際規格)の仕事にも携わっていたので、企業の出すゴミの分別にはまあそれなりの知識を持っている。だから家庭のゴミも当然分別する必要があると思っているし、実際に私の住む町の基準に従ってゴミを出している。ところがである。出す側で分別されたゴミは、自治体によっては集積場でまた一緒になって焼却されるとか。勿論ペットボトルやアルミ缶はリサイクルされていると信じているが処理現場を見たことがないので、実際のところは分からない。ゴミを焼くとダイオキシンが発生するが、これを抑えるには高温で焼くと良いらしい。純粋に分別された生ゴミは焼却時に温度が上がらない。温度が上がらないとダイオキシンが出る。片やプラスチック等石油製品が混じると温度が上がるので、ダイオキシンが出にくい。それでゴミを焼く時せっかく分別されたのをまた一緒にする。もしそれが本当なら、今まで分別、分別と言われ、環境問題を少しでも軽減しようと、それに従い、今や分別が当然と慣されてきた我々は、本当に良いことをしているのだろうか?
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