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写真は千人以上の日本人が「天皇陛下、万歳」と叫び両腕を上げながら80m下の海に身を投じて自決した悲劇の断崖、バンザイクリフである。
太平洋戦争中、アメリカ兵から追い詰められた日本兵や民間人が敵の投降勧告、説得に応じず「生きて辱めを受けず」という教育のもと自決した。海は血で真っ赤に染まり、死体の海と化したと聞く。
沖縄戦もそうだが民間人を巻き込んだこうした悲劇の現地に立つと、浮遊する霊のせいかと思うほど言いようのない何かが迫って来る。頭を垂れ海に向かって黙祷。
教育の怖さと我が身の運を改めて思い知らされた。
2008年6月15日
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