サイパン
2008年6月14日から17日までの4日間、サイパンへ行って来た。旅行の肩書きは「野戦重砲九連隊戦友遺族会サイパン4日間の旅」。14日の10時30分関西空港を出発してサイパンへ着いたのは15時、 1時間の時差があるので3時間半のフライトである。その日はホテルへチェックインしただけ。次の日15日に慰霊祭が行われた。ホテルからバスで20分くらい走った所に祭場はあった。どう表現したら良いのだろう・・・山の中でもない、森の中でもない、そう 林の中のちょっと拓けた場所にフェンスで囲われた碑があった。70㎡くらいの広さの中に黒木隊第4中隊、第5中隊、第6中隊の戦没者名を刻んだ碑と、かろうじて形をとどめる高射砲があった。黒木隊の生き残りで今回参加できたのは岡崎さん唯一人。サイパン玉砕で5万5千人ほどの日本兵、民間人が死んだと伝えられ、戦後の時の流れは数少ない生き残りの彼らをも天国へ連れ去りつつある。
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小生は66歳になる遺児です。
父は昭和19年7月サイパンから横須賀の海軍研究所に帰還する飛行機で戦死(と思われる)
この年になり父の勤務地サイパンに是非行ってみようと思っていますがどのような手はずで進めようかと思っています。日本遺族会に資料を取り寄せたり旅行社に問い合わせたりすることから始めようかと思います。
何か方法があれば教えてください。
投稿: 塚越 武 | 2009年9月 2日 (水) 11時14分
塚越 武 様
私の拙いブログを読んで頂き、ありがとうございます。
さてお問い合わせのあったサイパンの話しですが、香川県
坂出市に野戦重砲九連隊戦友遺族会に所属する岡崎さんと
言う方がおられます。
その方はサイパンの野戦重砲九連隊に属していた生き残りの
方です。毎年6月15日にサイパンへ行き戦友の供養をして
おります。
遺族会のメンバーも高齢化して、年々参加者が少なくなり、
団体旅行の割引も受けられなくなると言うので、私は遺族会
と関係なかったのですが、枯れ木も山の賑わいで参加しました。
でもサイパンへ行って玉砕の現場に立ち、先人の悲劇に
感慨深いものがありました。
今年も友人を誘って行こうと言ったのですが、実現しません
でしたが、是非もう一度行きたいと思っています。
岡崎さんは毎年6月に行っていますので、来年になりますが
予定を聞いてみましょうか?
投稿: Nory前田 | 2009年9月 2日 (水) 11時45分
御無沙汰しております。
その節はいろいろサイパンの件で岡崎さんに聞いていただきありがとうございました。実は4月の初めに四国の知り合いに会いに行くので時間があればお邪魔したいと思っています。岡崎さんは近くにお住まいですか?
投稿: 塚越 武 | 2010年3月26日 (金) 12時54分