釣書
結婚前に何回か見合いした。釣書をもらったし書きもした。今のようにネットで何でも調べられる時代ではなかったので、釣書の役割とか語源とか調べずに書いた。とにかく結婚相手をこの紙で釣るから釣書と言うんだろうと思っていた。今の若い人に釣書って知ってると聞いたら、”それ何っ”て又言われた。
ネット検索の釣書(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)とは
縁談(お見合い)の時にお互いで取り交わす自己紹介(プロフィール)を載せた書面のこと。身上書(しんじょうしょ)と、同義語である。縁談の時には、他に家族書、家系図という書面も取り交わすことが多いが、近年は釣書の中に含まれる場合が多い。元々は関西以西で使われている言葉で、対して関東は身上書としか呼ばなかったが、近年は関東でも釣書と呼ばれることが多い。
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要は家柄とか学歴が釣り合っているかをまず釣書で確認しようと言う物。それでこれならと思えば見合いへと事が運ぶ。釣ると言うのは失礼かも知れぬが、まあとにかく自分の学歴や家柄をひきれかして相手に気に入られるようにするための書類には違いない。
つい最近、何十年ぶりかで釣書を貰った。勿論「私に」ではなく、息子にである。
最近は釣書なるもので結婚相手を捜す時代ではなくなったようだ。前の会社で同世代の同僚から我々が結婚する時は「入れ食いだったよな~」なる言葉を聞いた時は思わず笑った。つまり見合いした後のお付き合いを女性側から断られた事はないと言うこと。今は女性側に選択権がある。我が息子も相手に気に入られるよう願って止まない。
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