胃カメラ
ひと月ほど前に胸のあたりが痛くなって、掛かりつけの医者へ行ったら早速心電図を取りましょうと言われた。
前に不整脈でお世話になっているから、今度は狭心症か心筋梗塞か・・・と思った。幸い心電図を見る限り不整脈以外に問題はなかったが、症状はなかなか治まらない。
その内痛みが胸ではなく食道から来ているような、胃から来ているような・・・。今年の会社健診で胃には異常がなかったので、放って置けばその内治るだろうと思っていたが、なかなか治まらない。気にしないようで気になる胃のムカムカと胃が重たい感じ、それにゲップも良く出る。
心配性の私は堪りかねて坂出の病院へ。古い建屋の病院が新築して近代的な医療施設に変貌していた。内科は問診→生体検査→検査結果→病気診断の順番。問診後はやはり胃カメラを飲むことに。
胃カメラには毎年の人間ドックで慣れているから強い。皆が言うように苦しい思いはした事がない。咽喉の麻酔の仕方にコツがある。ゼリー状の麻酔をなるべくのどの奥に置く。どうしても少しづつ飲み込んでしまい、看護師さんが「さあ吐いて」と言う頃には無くなっている。これが麻酔のコツだ。飲み込まないようにと努力すればするほど舌ばかりが痺れて、咽喉が痺れていないからカメラのチューブを飲み込む時に苦しい。
さあこちらへ~と言われて部屋に入ると、ゼリーを飲むリクライニング付きの立派な椅子がない。検査で横たわるベットと胃カメラ装置だけ。
ベットに座らされ、お口を大きく開けて・・・と麻酔のスプレーをされた。麻酔が効き出すのも早いし醒めるのも早い。スプレーだからゼリーの含み方のノウハウが要らない。誰でも確実に咽喉の奥に麻酔が効く。ちょっとしたことだがすごいアイディア。
慢性胃炎があり、胃液が食道まで上がって来ていると言う。念のため胃の中の組織を4箇所採取して10日後に結果判明とあいなった。
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