転落
二階の便所のドアは内側に開く。家に居る時は閉めるのが面倒で便所のドアは開けっ放しにする。便所の手前に一階へ降りる階段がある。(写真の手前が階段、奥が便所)
だから寝室を出て便所へ行く時は、必ず階段の降り口前を通ることになる。
昨年末、降り口を便所の入口と間違えて一階まで転落した。途中に半畳の方向転換用の踊り場があるが、そこでも止まらず一階の廊下まで落ちた。真夜中の事である。
少々酔っ払っていたし、慣れた我が家の2mもない距離、灯りも点けなかった。便所のドアはいつも開いているから、ここだと入ったつもりが落とし穴だった。
結果は言うまでもない。何が起きたか分らず一階の廊下でうめいた。眠さ半分、どこやら打った痛さ半分、とにかく寒い、起き上がれなくては・・・。
痛くて10分くらいはそのままうつ伏せになっていただろうか・・・寒さに耐え切れずそろそろと起き上がった。とにかく手足は動く。そのまま二階まで上がって用を足し、まだほの暖かい布団の中へもぐり込んだ。
朝、目が覚めて一階まで転落した事を思い出した。寝床から抜け出し、鏡の前に。唇が腫れている、でもそうひどくはない。良く顔を観察しないと気が付かない程度。アト左肩が痛いのと尾骶骨が痛い。とにかくひとまず安心。
階段から落ちて半身不随になった人もいると後から聞かされて、ぞっとした。運が良かった。酒に酔っていたのが幸いしたのか、普段ジョギングしているのが良かったのか、とにかく神さま仏さまに感謝、感謝。
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