開眼法要
「かいげん」と読む。てっきり「カイガン」と思っていた、情けない限り。
柿茶の製造・販売をしている友人の井上社長のところに不思議な縁で、木像の観音様が来られた。その開眼法要をするからと招待された。
開眼法要は仏像、仏画、仏壇、墓などの完成の際に営まれる法要とか。一体どんな服装で行けば良い・・・インターネットで調べる。とにかくお祝い事ゆえ、式服に白ネクタイ、紅白の水引きに「開眼お祝い」と書く。
そのとおりにして出かけた。観音様のごりやくか社長の人望か、何と80人超の招待客が来ると言う。
観音像に入魂する御導師は、東京を拠点に日本でも世界でも活動中の木津上人、日蓮宗の僧伽(仏門に入り修行する人)。とにかく偉い人らしい。上人とはすぐれた人、高徳の人の意。仏や仏弟子を指す場合もあるとか。
とにかくそう簡単に上人にお会いできるチャンスは無い。入魂式が終わり、お説教でこう言われたのが心に残った。
世界のみんなが【和合】の心を持てば、今世界のどこかでやっている戦争やいさかいは消えると。私は仏教徒だがキリスト教の会合にも、イスラムの会合にも顔を出す。これは不謹慎でもなんでもない、和合の心だと。 感じ入りました。
PS ちなみに今回ご披露された観音像は三十三観音の第二十六観音(六時観音さま)に似ているが、そっくりでは無いと言う。【健康観音】と名付けたらどうかと上人様の言。実に良い お名前ではないか。
ご参考に六時観音という名は、四六時中、つねに衆生を哀れみ慈しんで守護してくれる意味。
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