金刀比羅宮
金刀比羅宮は、香川県仲多度郡琴平町の象頭山中腹に鎮座する神社。こんぴらさんと呼ばれて親しまれており、金毘羅宮、まれに琴平宮とも書かれ、明治より前は金毘羅大権現と呼ばれた。全国の金毘羅神社(金刀比羅神社・琴平神社)の総本社である。(ウィキペディア フリー百科事典より)
2008年10月25日参拝。
上り口から本殿まで大小10社の神社がある。下から順に紹介する。
1、祓戸社
■祭神:瀬織津姫外三柱の神
ともに伊邪那岐神の御子 神道の真髄、罪穢を祓い清め給う神さまで人びとはここで祓いを願い参詣する 本殿 流造 銅板葺
2、火雷社
■祭神:火産霊神外五柱の神
火を司どる神かまどをつかさどる神 即ち浄火又鎮火消防の神さまであり御相殿にまつるちまたの神は疫病を防ぎ止め給う神様と申されている。
3、遙拝所
■伊勢神宮をはじめ全国皇陵諸社を、ここより遙拝する浄域として明治初年の建立 流造 銅板葺
4、真須賀神社
■祭神:建速須佐之男尊 后の神奇稲田姫尊
八俣大蛇退治の天叢雲剣の神話にでる神さまで勇武絶倫の神といわれる 社殿 入母屋造
5、御年神社
■祭神:大年神、御年神、若年神の三神
はじめ大年神社と称す。のち御年神社と称す。大年神は素盞鳴尊の御子若年神は御年神は御弟神の御子御年神は大年神の御子農作穀物を司どる神 社殿 流造
6、事知神社
■祭神は積羽八重事代主神(つむはやへことしろぬしのかみ)外二柱の神でともに大国主神の御子神にあたられ事知主神は一般に商売繁昌の神夷(えびす)さまとして広く信仰せられる神さまであられる。 社殿 流造 銅板葺
7、金刀比羅宮本宮
■祭神:大物主神
のちに崇徳天皇を合わせ祀る
社殿 大社関棟造
明治十一年の改築 全檜造りである
農業・殖産・医薬 海上守護の神等古来衆威にあまねく徳を垂れ神徳を仰がる
現在地 海抜二五一米
ここから奥社へ行かず引き返す道中に、
8、三穂津姫社(みほつひのやしろ)
■本宮御祭神大物主神の后の神三穂津姫の神をまつる高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の御女、社殿は明治九年の建築である 本殿 王子造 拝殿 大社関棟造
9、嚴島神社(いちきしま)
■祭神:市寸嶋姫尊(いちきしまひめのみこと)
宮島にまつる神と同じ素盞鳴尊(すさのをのみこと)の御女。俗に弁財天また弁天と申し音楽を掌り福徳の神として崇拝せられる 社殿 入母屋造
10、大山祗神社(おおやまずみ)
■祭神:大山祗神
山を司り鎮護する神さまで御子に木花咲耶姫尊がある。明治八年以前 前旧殿は山神社と称す。当山に古くからあった社の一である 社殿 流造
11、旭社
■天御中主神 高皇産
霊神 神皇産霊神
天地開闢の神々を祀る社殿は天保八年(1837)の建築 総﨔造二重入母屋造で天保建築の粋をあつめたといわれる。楼上「降神観」額は清朝の書家王文治の筆である。
コメント