あうん
神社をお護りする狛犬のあぎょう像とうんぎょう像はあうん(阿吽)に由来すると聞いたので早速調べてみた。
ウィキペディア フリー百科事典より
阿吽(あうん、Skt:A - hum)は仏教の呪文(真言)の1つ。悉曇文字(梵字)に於いて、阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれを宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされた。
また、宇宙の他にも、前者を真実や求道心に、後者を智慧や涅槃に喩える場合もある。
次いで、対となる物を表す用語としても使用された。特に狛犬や仁王、沖縄のシーサーなど、一対で存在する宗教的な像のモチーフとされた。口が開いている方を阿形、閉じている方を吽形と言う。
転じて、2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動しているさまを阿吽の呼吸、阿吽の仲などと呼ぶ。
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あうんの形を示すのが神社では獅子・狛犬でお寺では金剛力士(仁王)像らしい。
私は事典で調べるまで、あぎょう様は説教してくれ、うんぎょう様は黙って言い分を聞いてくれる存在と勝手に解釈していたのだが・・・。
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