鹽竃神社
「しおがま」と読む。
■所在地:坂出市常盤町二丁目一番七十五番地(坂出町西新開)
■祭神:大綿津見神(海の神)
境内社:坂出神社
■祭神: 事代主命・久米通賢命・松平頼恕命
■由緒:祭神 久米通賢命は東讃馬宿の人、時勢を考察國利民福を念願し、必死の覚悟で高松藩に坂出墾田を建白、私戝借戝と全智を傾けて、文政十二年に二百数十町歩の坂出墾田を完成、殊に百十五町歩の久米式塩田から製する塩は、坂出の特産となって村と藩を富まして日本一の製塩地坂出の基となった。
祭神 松平頼恕命は第九代高松藩主、通賢の英智と誠意を認め、反対する藩意を押して自らの納戸金を工事費に充てて坂出墾田を奨めた英王である。この恩恵によって坂出は日を追って富み栄え町民挙げて通賢翁と頼恕公を坂出の守護神と崇め尊び、昭和九年十二月鹽竃神社境内に新に社殿を建立し、その御霊を創祀して坂出神社と稰した。
頼恕公が建てた坂出墾田之碑は天神社境内にある。
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