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昭和54年(その8)
・声なりと 聞きたきものを あっさりと
要件のみで 電話切る嫁
・ポーの葉の ようやくい出て 五月晴れ
・吹く風が 部屋にもたらす くちなしの
甘き香の 花真白に咲ける
・床の間に 置きものの如き存在の
かの人如何に過し居りしや
・降り続く 梅雨空に映え琵琶の実は
熟れに熟れにし 枝もたわわに
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