松尾神社
生田神社の境内社。
松尾神社 御祭神 大山咋神(おおやまくひのかみ)
灘五郷酒造の発祥地
神功皇后の御外征以来、毎年三韓より使節が来訪しております。
その使者が入朝及び帰国するに当たり朝廷では敏馬浦(脇浜の沖)で新羅から来朝した賓客に生田神社で醸造した神酒を振舞って慰労の宴を催しこれ等に賜るのが例でありました。
この酒は「延喜式の玄蕃寮」によると生田、廣田、長田(以上摂津国)、片岡(大和)の四社より稲五十束ずつを持ち寄り、稲束二百束とし生田神社の境内で生田の杜人に神酒を醸造させたもので、この神酒で新羅の要人の宴を賜ったと記されております。これが灘五郷酒造の始めと伝えられておりまして、酒造王国発祥地は実は当生田神社であると言われております。
以上により当神社内に「酒の神」松尾神社が末社として奉斎せられております。
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