定例こんぴら参宮11月号
金毘羅参詣丸亀街道
金毘羅信仰が高まったのは室町時代以降で瀬戸内海の交通が開けると塩飽島民等の海上生活者から海の守護神として崇敬された。
近世以来、全国各地に金毘羅講が組織されて各方面からの「こんぴら道」が発達した。(講とは同一の信仰を持つ人々による結社を言う)
この丸亀街道は京阪神や山陽方面から丸亀港に上陸した参詣道である。この街道沿いには休憩のための茶堂や一里塚が設けられ、金毘羅灯籠や道しるべなどが建てられていた。
現在富隈神社の境内には金毘羅への距離を示す丁石が多く移し建てられて保存されている。
以上、こんぴらさんへの道しるべ協議会 満濃町教育委員会 より転写。
下の写真は与北の茶堂跡。
茶堂は旅人の楽しい憩いと交流の場であり、接待のお茶はすばらしい旅の思い出になったことであろう。(善通寺教育委員会 看板より転写)
左から冨上さん、香西さん、五百森さん
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