いちご狩りとかりんご狩りとかもみじ狩りはレジャーで良く聞く言葉だが、オリーブ狩りなんて言うのだろうか。ましてゴミ捨て場に捨てられたオリーブの枝に付いた実を取るのを「オリーブ狩り」なんていうのだろうか。
まあそんな事はどうでもいいとして、その狩りをついこの間体験してきた。
兵庫県と京都府の県境にある社長のログハウスへ行った時、付近を散策中その情報を仕入れた。
大阪でオリーブの木が繁りすぎて、通行か何かの邪魔になって、その枝を伐採してきたのを近くのゴミ捨て場に捨ててあると言う。その枝に実がたくさん付いているらしい。
早速社長と二人で行ってみた。確かにオリーブの実がたくさん付いている。実物を見たのは初めて。
オリーブと言えばオイルが取れるくらいの知識しか持ち合わせてないが、その他の食べ方はネットで調べたら何とかなるだろうと、がむしゃらに実を収穫しはじめた。
9時頃から始めて正午くらいまでかかっただろうか、バケツ5杯くらいの実がとれた。さすがに肩がこった。
小豆島はオリーブで有名な島、この島でも実の収穫は手作業かな?そうだとしたら大変な作業だ。オリーブオイルが高いのもうなづける。
紫色に熟した実あり、まだうす緑の実あり、まだら模様の実もありでなかなかきれいである。
さて、実の食べ方を調べてみた。オイルにするか塩漬けにするか、どちらも意外に手間がかかりそうだ。
塩漬けはまず渋抜きからスタート、まず実を水に漬け、毎日10日間水を替えた後、水1ℓに塩60g~100g前後で一ヶ月漬けるんだそうな。
坂出まで重くて持って帰るわけにもいかず、食べ方をネットで調べて連絡するからと、社長に押し付けて来たが、オリーブの実のその後の運命やいかに。
せめて苦労して収穫したので、バッサリ捨てられない事だけは願っている。
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