奥社からの帰路、石段を降りるのをやめて裏参道を通る。道中に谷 鼎(タニ カナエ)歌碑を見つけた。
象頭山金毘羅大権現 と幼きより聞き馴れて 名のいたく親しき
谷 鼎・東京高師・京大文学部を卒へ教育に尽くす 明治二十九年小田原に生る
歌人著書並びに歌集多し 碑裏に閲暦を刻む
この歌は昭和十年頃東京府立第五中学校教諭時代、修学旅行引率の途次の作である
昭和三十年 歿 昭和四十七年七月 歌の縁深きこの神苑に友人門下生に依り建つ
書は 松井 如流
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