木守り柿
柿の実の収穫が終わった。でもわざと残したと思われるような数十個の実がポツンポツンと枝にしがみつく風景に出会う。
物知りの香西さんが、これを【木守り柿】と言い、俳句の季語になっていると教えてくれた。
そこでネットで調べてみた。以下「毎日が楽しくなる・・・花の豆知識大辞典」より。
木守り柿は餌の無くなるこの季節…小鳥達にも自然の恵みを分けてあげよう…との…優しい心使いの風習・・・
又、今年も稔りを有り難う…と…木や自然…神々へのお供え物として1~2個残して収穫し…感謝の気持を表し…来年の豊作を願った習わしです
たった一つ(2~3の事もあります)残された柿がいかにも…寒風から柿の木を守っているようにみえます
又、お茶の世界では…この季節【木守り柿】をデザインした香入れを茶席で使う事も…風情として好まれています
何故か…木守りの果物は…柿なんです…木守り林檎や木守り葡萄…木守り桃と…他の果物では言いません…その理由は…
他の果物は残すと…木にシッカリしがみ付いていないんです~(>_<)…熟し過ぎて…腐るか落下してしまうようです…(笑い)
渋柿は収穫しないで沢山木に残っている場合もあります…ウ~ンこれは風情が無いですネ~(笑い)
ヤッパリ1~2個ポツンとある風景の方が絵になる風情ですネ~
皆様…柿の木に残っている柿を見たら思い出して下さいませ
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