定例こんぴら参宮2010年2月号
こんぴら街道沿いのお宅にみかんの木が屋根より高くそびえ、たわわに実を付けていた。良く見るとその幹には大きな穴が・・・虫に喰われたのか、老木のせいなのか?
菅原神社にも梅の花が満開。
菅原道真と言うと【梅】、何故梅なのか調べてみた。道真が、北九州の大宰府へ左遷により出発する時、庭に梅の花が香り高く咲いていて、この梅に向かって読んだ
こち吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春をわするな
の歌が有名になり、道真と言えば梅となったらしい。
このうたの意味は、春になり東風(こち)が吹くようになったら、主人がいなくても春を忘れないで匂い床しく花を咲かせよ、というもので梅をこよなく愛した道真のやさしい心がこめられている。
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