百花詩集 14
昭和63年(その5)
・家族より はみ出せし 吾の明け暮れは
時に耐え難き 悲しみを持つ
・「長生きは恥多しとも」云う如く
忍び難きを耐える時あり
・たのしみは 椿のつぼみ 次々に
開く過程を 日毎見る事
・夫逝きて 二十五年の歳月を経し
今にして 夢にい出くる
・朝食の味噌汁に浮く大根は
吾の間引きをのがれしものなり
前田 百花 本名 前田 ゆり子
1914年12月2日 香川県坂出市生まれ。
1993年4月6日没
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讃岐うどんつるつるウオークお疲れ。いつも一人で散歩をしている小生にとって、1000人を超える人々が日本各地から参加すると言うことは想像を絶するものです。満開の桜の下を歩き、程よい疲れのもとビールを飲むのは至福の極みでないでしょうか。
先日プログに記載されていた産巣日神社というのは、高瀬町上勝間にも在り「むすび神社」と呼ばれており、秋には神事が行われているそうです。
投稿: 古き学友 Horike | 2010年4月 8日 (木) 17時31分