右脳で描け
B.エドワーズ 著 北村孝一 訳【脳の右側で描け】なる本を自宅の書棚で見つけた。長男が買った本に違いない。絵を描くことに興味があるので読んでみる事に。
一般的な大人の絵を描く能力は10歳くらいだと言う。絵を描く能力をそれ以上向上させなかったからだ。即ち右脳を鍛えなかったからだ。
学校教育では左脳を鍛えるカリキュラムがめじろ押しで、国語、算数、理科、物理など左脳はどんどん鍛えられる。比べて右脳は鍛えられず、それ故大人になっても絵は下手と言う訳。
そこで絵をうまく描こうと思うなら、右脳を鍛えよ!と説く。
右脳を鍛える方法にはいろいろあるが、絵を描くことに限れば、線描画を逆さまにしてそれを模写する事がひとつの方法だと言う。
著者の実験によると、逆さまにしないで模写した時と、逆さまにして模写しそれを正しい位置に戻した絵を比較すると、後者の方がはるかに原画に近い結果となった。
逆さまにすると有名人の顔でも誰なのかはすぐに分らない。 左脳は逆さまの顔を認識しずらい。例えば右の写真は誰なのか?
逆さまにしないで模写すると左脳が働きすぎて原画を正確に見ず、思い込みで絵を描いてしまう。逆さまだと右脳が働いて原画により近い絵を描くそうである。これが右脳を鍛える事になるらしい。
この逆さま絵を模写して下さいのサンプル画、ピカソが作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーを線描で描いたものの複製を逆さまにしたもの。
私も描いてみた。左が私の描いた絵、右が本の絵。
我ながらうまく描けたとほくそ笑んでいる。
もう一枚の逆さ絵。16世紀のドイツ人画家(不詳)による騎馬兵のデッサン。逆さ絵のすばらしい素材と筆者は言う。
パソコンを逆さにするのも大変だから、絵を反転(左が私、右が本)すると、
騎馬兵の絵は、
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