證誠(しょうせい)神社
JR長田駅で降り山側へ向かう。六甲山縦走コースへ板宿からアクセスする。途中で見つけた神社。
御祭神:五十猛命(いそたけるのみこと)
由緒:
永延元年九月(西暦987年)第六十六代一条天皇の御代・須磨の浦の真南にあたる紀州熊野の大神を勧請し妙法寺川沿岸の大手・東須磨・野田・駒ヶ林の五ヶ村の氏神として創祀される。
寿永元年(西暦1182年)須磨の地に御遷都せられ、徳川の代に須磨聖霊大権現と称せられた。
明治初年證誠神社と改め、明治十四年七月郷社(須磨区唯一の神社)となり、須磨地域一円の守護神としてその御神徳を崇敬せられ現在に至る。
当神社の祭日には必ず少し雨が降るため「しょぼしょぼ権現降る長田 生田は降らぬことなし」と今もなお言いならわされている神戸市内屈指の古寺である。
御神徳:
御祭神 五十猛命は素盞雄命の御子様神にして植林・植樹の祖神に座して、国中の風水被害を植林及植樹により守護し、農・工・商業を繫栄せしめたる大神として尊崇され、又一説には大国主命が兄命達の迫害により森林深き木の国(紀伊の国)にのがれ、難をさけたと厄除けの神としても崇敬されている。
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