板宿八幡神社
御祭神:譽田別尊・菅原道真公・大日霊女命
由緒:当神社は菅原道真公 九州遷御の砌 御宿泊の跡を保存するため永延元年一月武神八幡大神と菅公を鎮守神として創祀され明治四十年には現在の明神町に鎮座せし池ノ宮鳴滝明神が合祀されている。
又飛松・板宿等の名称は菅公左遷の際、板で囲った簡単な宿泊所を設けたこと 更に菅公を慕ってこの地まで飛んできた松から其の地名が由来するもので松の巨木は大正年間に枯死せしもその切株は菅神の飛松として境内の飛松社に奉斎されています。
太宰府の飛梅と並んで菅神の飛松として慕われています。厄除の神 板宿の厄神さん・学問の神飛松天神さん、産業商業の神 池ノ宮明神さんとして広く崇敬されています。
飛松天神由緒
御祭神:菅原 道真公
御社殿建立:昭和54年3月
御祭神菅原道真公は承知十二年(845年)六月二十五日に、京都の菅原院に誕生 延喜三年(903年)二月二十五日梅香の太宰府にその清廉潔白至誠尽忠の生涯をとじられた。
昌泰四年(901)藤原時平の陰謀で都を追われて九州太宰府に左遷され その途中この地に立ちより板かこいの宿をしつらへ、一夜の宿をとられたことからこの地を板宿と呼ばれている。
道真公は都にいる頃、樹木を愛し特に松・梅・桜の木を育てていたが道真公失脚した時、桜は朽ち果て 梅は花の香りを東風にのせ西に旅する道真に絶えず芳香をとどけたという。松だけは知らぬ顔。 板宿に着いた道真公はふとため息交じりに「梅は飛び桜は枯るる世の中に何とて松のつれなかるらん」とつぶやかれた。
伝え聞いた松は空を飛び京からこの地に飛来す。その松の大木も大正年間落雷等で枯死せしも、株だけはこの御社に保存し祀られている。
依て学問の神 飛松天神として広く崇敬されている。
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