番の洲プール
番の洲プールが今年の夏で閉鎖になった。
番の洲工業地帯ができたのは昭和42年頃、海岸を埋め立てた為、海水浴場が無くなってしまった代償に香川県が建設し、坂出市が運営していた市民プール。
36年の営業に幕がおろされた。営業期間は年に1.5ヶ月くらい、その間だけ賑わうもののシーズンが終われば見向きもされない。冬季は氷でも張ってスケート場に変身させれば・・・とは思うが屋外のこととて難しかろう。
水の事故は重大事故につながり易いから、シーズン中は多くのバイトを雇い、安全管理に万全を期す。管理するのは大変なお金と神経を使う。
坂出市の財政から鑑みて、よく36年も続いたものだと、閉鎖の知らせを聞いてそう思う。
我々家族は、この番の洲プールに大変お世話になった。子供達が小さかった頃は、良くこのプールで遊ばせた。
子供が学生になった時、プールの監視員としてバイトで雇ってもらった。二人の子供が3年間づつ、ここで働き、小遣いや学費の足しにした。
私には思い出の多いプールである。取り壊した後、どう使うのだろう?公園にするのかな・・・。
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