シャオロンとその仲間たち
「シャオロンとその仲間たち ~中国琵琶と二胡とピアノの世界~」
中国琵琶の第一人奏者と言われるシャオロン(邵容)の演奏会が「ユープラザ うたづ」であった。
彼女は天皇陛下の前でもその演奏を披露したと言う腕の持ち主。また【女子十二楽坊】の3人の琵琶奏者のお師匠さんとも聞いた。
司会者が演奏途中で、シャオロンさんと中国琵琶の説明をしてくれた。中国琵琶の弾き方は、指の動かし方がギターのように「おいで、おいで」ではなく、指を外へはじいて音を出す弾き方なんだそうな。
また日本琵琶が絹糸を使っているのに対し、金属弦を使っているため、プラスティックの儀爪を付けて弾く。そのためかスティールギターに似た音色になる。
その仲間のひとりは、二胡の演奏者で曹 雪晶(ソウセッショウ)氏。20年近く日本で演奏活動していると言うから、この人もすごい。
二胡は2本の弦を、間に挟んだ弓で弾き、琴筒にはニシキヘビの皮が張ってある。二胡なる楽器を知ったのはやはり女子十二楽坊、4人の奏者の音色に二本の弦でこれほど幅広い音階が出せるものかと思った。
その仲間の二人目はピアノ奏者の斉藤 久実さん。ピアノはどの楽器とも相性がいいが、特に弦楽器と一番良く合うと思うのは私だけだろうか。
13曲の曲目にアンコール曲を加え、演奏会は無事閉幕。
中国人船長の拘留問題で日中関係が揺らぐ中、観客が減るかな~とも思ったが、香川県では不要な危惧だった。
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