青山神社
丹波篠山城跡にある神社
青山家ゆかりの篠山城本丸跡に、明治15年5月に創建された神社。
祭神:青山 忠俊(青山家十代の名君)、青山 忠裕(十八代の名君)
忠俊(タダトシ)は元和二年(1616年)に、家康の孫に当たる竹千代(家光)の養育係となって「勇をもって守り育てるように」と命ぜられ、竹千代を厳しくいさめ育てました。
後に将軍となった家光が、徳川幕府の礎を築けたのは、忠俊の功績が大きかったと言われている。
もう一人の祭神、忠裕(タダヤス)は、教育によって人物を育てようと、篠山藩校「振徳堂」の学舎を増やし充実して、読書・習字・算術・習礼の教科を学習させました。
さらに藩校の玄関には「石敢當」と云う魔除の石柱を建て、教室の中へ魔が入ってこないように護りました。これ程に学習の場を大切に護ったのは、全国的に珍しいことです。
忠裕は篠山城主として、温情の英主として仰がれ、幕府の要職にも就任し、中でも老中を三十二年間も勤続して、その功績が認められ、篠山藩は一萬石加増され六萬石となりました。
以上「青山神社のいわれ」より
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