生食の奨励
入門解説 西式健康法 より抜粋
生食という言葉は、調理食(火食)に対する言葉で、植物性食品であろうと動物性食品であろうと、すべて調理しないで自然のまま食卓に供する食事です。いわば火の発見前の動物たちの食事です。しかし、文化生活を誇る現代人は、なにも動物の真似をする必要がないのですが、一度病魔に侵された場合、療法としてこれを採用することを奨励しているのです。
わたくしは、生食療法を次の二つに分けています。すなわち、治療のための完全生食と、健康増進のための準生食の二つです。
完全生食の場合は、新鮮な野菜五種類以上を、準生食の場合は三種類以上の野菜を生で食べるのです。その量は、完全生食の場合は一日の量を1,125gから1,312gとします。
生水と生食、いかにも原始人らしい生活ではありますが、それだけに病気とは縁遠い生活であることを知らなければなりません。
(絵/中村文子氏、2011年8月)
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