佐渡おけさ
佐渡おけさは佐渡に伝わる「おけさ節」のひとつ。現在では佐渡を代表する民謡として有名である。
佐渡仏舎利塔三十周年記念法要の前夜祭でも披露してくれた。
法要後の奉納おけさ
「おけさ」って何?と地元の人に聞いた。「おけさ」は”おけさ”よ???・・・と、明快に説明をしてくれる人はいない。佐渡では、あまりにも常用語過ぎて意味を考えたことが無いようだ。
そこで調べてみた。「おけさ」とは、江戸時代後期に新潟県出雲崎町あたりにいた船乗り相手の酌婦の名前で、その「おけさ」なる女性を詠んだ歌詞が、熊本県牛深から伝わった「はいや節」の曲と結びついて「おけさ節」となった。
佐渡おけさは、佐渡市相川町から広まった「おけさ節」の盆踊り唄で、1926年レコード化され有名になった。
一方、おけさは猫の名前と言う説もある。
おけさと言う名前の猫が世話になったおじいさんに恩返しをするため、若くてきれいな遊女に身を変えて働き、おじいさんの生活を助けていた。ある日、おけさが船に乗って出かける時「絶対に振り返って船を見るな」の言葉に負けたおじいさんが船を振り返って見た時、おけさは元の猫の姿に戻ってしまった・・・と言う昔話から。
阿波踊りの女性もおけさ踊りも編み笠をかぶって踊るが、阿波おどりはそんなに顔を隠さないが、おけさ踊りは笠を深くかぶり顔を隠して踊る。まるで猫であることを隠すように・・・。
納得、なっとく、ナットク
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