ドイツ橋 メガネ橋
第一次世界大戦の際、中国の青島で捕虜となったドイツ兵953人が大正6年から9年までの間、大麻町桧の坂東捕虜収容所に収容されていました。
この間地元住民との間に”国境を越えた人間愛と友情”がめばえ、高い水準のドイツ文化が伝えられました。
バターやチーズの製法、博覧会の開催、楽団による演奏会等、地元の発展に大きく貢献しました。
帰国を前に記念として母国の土木技術を生かし近くで採れる和泉砂岩を使って造られたのがこのドイツ橋です。
この橋の上は現在通行止めとなっている。
下はメガネ橋 この橋は渡れる、ユネスコ丸亀支部の面々
俘虜によっていくつかの橋が造られたが、現在残っているのは「ドイツ橋」、「メガネ橋」と呼ばれるアーチ状の石橋で、一切セメントは使っていない。素人を交えての仕事だったが70年たった今でもたわみもなく、ドイツ人の技術と気質を示す貴重な遺産。
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