那智山青岸渡寺
西国第一番札所 天正18年(1590年)建立 熊野地方で一番古い建造物、世界文化遺産。
説明看板に曰く
当山は仁徳帝の頃(313~399年)インドより裸形上人が熊野の裏に漂着、現在の堂の地に庵を結んだのに始まると伝えられている。
生仏上人が来山し玉椿の大木をもって、現在の本尊(御大約4m)を彫り裸形上人感得の観世音菩薩を胸仏として納め安置す。後推古帝の勅願寺となり、那智霊場の中心として熊野信仰を育んできた。
従って御本尊如意輪観世音菩薩の霊験を受けんとして、日夜礼拝修行する者その数を知らず、又天皇上皇の尊宗も深く、殊に平安時代、人皇六十五代花山上皇が滝の上の山中に庵を造り、三ケ年御修業の後、当山より西国三十三ヵ所観音霊場巡拝の旅に出られた。当時より長きに亘り巡拝のお寺として親しまれている。
当山は古くより那智山如意輪堂と称していたが、明治の神仏分離によってその形態が変わり以来青岸渡寺と称するようになった。
現在の建物は天正十八年、豊臣秀吉公が発願再建されたもので桃山時代様式の建物として南紀唯一の重要文化財である。
三重塔と那智の御滝
那智の奥、大雲取連山から流れ出る流水が大滝となっていて全山に48もの滝がある。一番高いのがこの那智の御滝で高さ133m、幅13m、滝壷の深さ10m以上とか。 落口の岩盤の切れ目によって三筋に分かれているため「三筋の滝」とも言われる。滝そのものが飛瀧神社の御神体となっている。
この日は水量が少なく迫力に欠けていた。
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