両班
韓国ドラマの時代劇でおなじみの”両班”、その両班が住んでいた集落がソウル観光のスポットになっている。北村韓国村と呼ばれる集落。
両班について調べてみた。曰く、
両班とは李氏朝鮮の貴族階級に相当し、文官を輩出することの出来る文班と、武官を輩出することのできる武班で構成されるため両班と呼ばれる。
中国の律令制度との違いは、中国では、科挙にに合格すれば平民でも官僚になれるのに対し、李氏朝鮮では両班階級以外は官僚になれなかった。
両班は儒教の精神に乗っ取り、転んでも自分では起きないと言うほど、肉体労働を極端に忌み嫌った。
両班は税金や免除面での特権を持ち、地方では自治権を思いのままにした。
財政破綻や秀吉の慶長・文禄の役時のどさくさの民衆反乱で、役所の戸籍簿が消失するなど混乱が生じ、李氏朝鮮末期には両班の比率は著しく高くなり、40%を超したという。
現在の韓国では90%以上が両班の子孫と言うことになっているらしい。
村と言うから田舎と思ったら、ソウル市内の高台にある一等地、さぞお金持ちが住んでいるんだろう・・・。
屋根越しにソウルタワーが見える。
「旅に出よ」カテゴリの記事
- 奄美空港(2023.05.02)
- あやまる岬(2023.05.01)
- ハートロック(2023.04.25)
- 奄美大島 その2 ( 加計呂麻島 )(2023.04.19)
- ハブセンター(2023.04.20)
コメント