白糸の滝・音止の滝
↓ 絶壁から絹糸を垂らしたように流れ落ちる優雅な様からその名がついた白糸の滝。
富士山の雪解け水が富士溶岩のすきまを通って地下にしみ込み、古富士泥流と呼ばれる不透水層の上を伏流水となって流れ下ったものが、浸食を受けた溶岩層から湧き出したもの。
高さ約20m、幅およそ200mの湾曲した絶壁の全面に、大小数百の滝が玉すだれの如く数千条の絹糸となって流れ落ちる。 日本屈指の名瀑。
源 頼朝のうた、「この上に いかなる姫のおわすらん おだまき流す 白糸の滝」
滝のすぐ横に景観を損ねる土産店があり、店で売るいかの串焼きの匂いは滝のマイナスイオンに包まれて、旅人を大いに誘惑する。
↓ 音止の滝
その昔、曽我兄弟が父の仇、工藤祐経を討つ相談をした際、滝の音があまりにやかましく、しばし神に念じたところ、一瞬滝の音が止んだと言う伝説からこの名が付いた滝。
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