はなたれ
鹿児島への旅途中、芋焼酎を造っている工場を訪ねた、見学酒蔵「さつま無双」。
ここでしか売ってないという”ハナタレ”がお勧めと言う。
そう聞くと買わずにはおれない。
後でこの会社のホームページを見たが、本当に商品リストに載ってない。
業界では、蒸留の最初に出てくる原酒を「初垂れ(ハナタレ)」と呼ぶらしい。
アルコール度数が高く、旨味成分が凝縮している。
その「初垂れ」の中でも特に、この「一縷(イチル)」は甕壷で仕込まれ、木桶蒸留器によって蒸留された初垂れ最初の60°~51°の部分を取り出し、割水して造り上げられた「初留取り」です。
蒸留したての混じりけのない新鮮な味わい、ほのかな杉の香りとフルーツを思わせる華やかな香りが絶妙にブレンドしたかぐわしさ、そして芋焼酎本来の濃厚な旨味が、すっと体に流れ込んでいきます。
アルコール度数は44°、盃に入れて飲んでみる。
こんなに高い度数の焼酎、飲んだことがない。のどが焼けるよう、でも確かに香りが良くさわやかな飲み口。
ちびちび飲みますかね。
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