商標登録
NHKの土曜日の番組「ニュース深読み」で商標に関する特集があった。
今年4月、中国企業が無断で『クレヨンしんちゃん』の図形及びクレヨンしんちゃんを示す中国語を付した子供靴などを販売した行為に対して、双葉社が著作権侵害の訴訟を起こし勝訴した言うニュースから始まった。
双葉社が中国に進出しようとしてはじめて、中国で既に商標登録されていると分ったらしい。
今もめているのはアップル社のi Pad。アップル社は、多機能端末「i Pad(アイパッド)」の商標権をめぐって、中国の企業と係争中。
商標登録は早い者勝ち、中国企業の唯冠科技(深セン)がうちが先と主張する。アップル社がこの商標を使うなら高く買ってくれと言う訳。
i Padの他にもアルファベットの”a Pad”から”z Pad”まで登録済みと言うから、用意周到だ。
普通商品ができて商標登録するが、物もないのに先に登録し、同じ名前が出てきたら優先権を主張して金儲けする。
明らかに商標ビジネスだが、この商売リスクも多いに違いない。と言うのも登録に費用もかかるしそれを維持するのに金が要る。運よく登録した名前が当たれば良いが、当たらなければじり貧。
日本では商品開発してから登録するが、それでも商標に関するトラブルを回避するための対策を企業は良く考えている。
例えばカシオのG-SHOCKと言う腕時計があるが、会社は念の為、A-SHOCKからZ-SHOCHKまで登録しているらしい。
↓は、ご存知、洗剤メーカの”LION”の文字で商標登録済み。
驚くのはこれを逆さまにした”NO17”も登録していると言う事。
会社の誰がこんな発想をしたのか?と大いに感心した次第。
追伸 さぬきうどんも有田焼も既に中国では商標登録済みだとか。
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