宗廟(ソウル)
宗廟は朝鮮王朝時代の第1代~第163代の王と王妃の神主(位牌)を祀って祭祀を行う国家最高の祠堂。
王室の祭祀を執り行う所ゆえ、必ず都に建てる必要があり、その位置や形式など、全てが定められた制度に基づいて建てられた。
この宗廟は、1395年朝鮮の太祖が漢陽を新しい国の都と決めた後に建てられたが、文禄の役により焼失し、1608年に再建されたもの。
↓ 外大門
観覧料は大人1,000 ウォン(約80円)と安い。ガイド付きで、個人勝手には入場できない。
外人には日本語、英語、中国語で対応してくれる。
↓ 正殿 ↑の図で 3
王と王妃の死後、宮廷で三年の喪を行った後でその神主を移して祀る建物で、宗廟で最も中心となる。
↓ 永寧殿 図 4
1421年(世宗3年)に定宗の神主を正殿に祀ることになって、正殿の神室が足りなくなり、正殿に祀っていた神主を他所に移して祀るために新たに建てた別廟。
最近、韓国で重要文化財の建物が焼失したらしく、ちょうどこの日は消防訓練をやっていた。
この日のガイドさん。日本語が堪能。
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