家解体
私が中学2年の時、父が府中に家を建てた。
丁度、いとこ(母方の兄の子)が大工さんで、彼に建ててもらった。
中学2年から高校3年生までの5年間と、川重坂出工場に勤務した25年間住んだ家。
その間父母もあっちの世界へ旅立ち、子供らも巣立っていった。
家も古くなり建て替えを考えていた矢先、たまたま坂出市が売り出した西大浜の土地が抽選で当たった。妻の強運のおかげ。
主を失って15年、その間台風で床上浸水も味わい、家は荒れに荒れた。時たま草は刈ってくれるが、朽ちるのにへの突っ張りにもならない。
建物の一部が隣へ飛散する事実が、解体を決定づけた。
思い出がいっぱい詰まった家も、たったの一週間で目には見えなくなった。
今、府中の家は私の心の中に建っている。昔のまんま・・・・。
Before
After
解体途中
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