札幌時計台
日本三大がっかり名所のひとつ、札幌時計台へ行きました。正式名称は旧札幌農学校演武場。
明治11年(1878年)教頭W.S.クラーク博士の構想により札幌農学校演武場として建設され、旧五千円札でおなじみの新渡戸 稲造氏ら890名の先人が卒業しました。
建設当初、時計台はなく開拓長官 黒田清隆の指示により3年後の明治14年に時計塔が付けられた。
アメリカの開拓時代の建築スタイルを取り入れており、北海道開拓史上の貴重な建物として昭和45年に国の重要文化財に指定、2009年8月には国内に現存する最古の塔時計として機械遺産第32号に認定された。
歴史を聞くと、がっかりどころか「えっ~」って思う。札幌市街の中心地になり、近代ビルに囲まれて存在感が薄れたとは言える。
明治時代の時計台の風景(パンフレットより)
この時計台、羊が丘に建っていたらまた違った評価だったに違いない。
ちなみに日本三大がっかり名所は、第1位土佐のはりまや橋、第2位札幌時計台で決まり。第3位が長崎のオランダ坂とも沖縄の守礼門とも言われる。
もう一つ因みに世界の三大がっかりは、ブリュッセルの小便小僧、コペンハーゲンの人魚姫、シンガポールのマーライオンと言われているが、日本3大がっかりと同じように、いくつかの説があり、ドイツのローレライ、ローマの真実の口、シドニーのオペラハウスとも言われる。
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