大曲花火大会 夜花火の部
夜の部は花火師が一年がかりで製作に取り組んだ競技花火に加え、スポンサーが上げる仕掛け花火、大会が提供する大会提供花火で構成され、計 18,000 発も打ち上げられる。
競技は十号割物と呼ばれる課題玉と自由玉の2発、花火師それぞれがテーマを設けて2分30秒以内で繰り広げる創造花火で採点される。
花火の事は全く知らないが、説明書によると、課題玉は「芯入割物で三重芯以上の伝統花火」と規定され、全国の競技大会で三重芯以上と規定した厳格な要求は大曲の花火大会だけとか。だから出場花火師は、こうした要求に応えられる技量を持った花火師だけ。
創造花火は「花火は丸くなくても良い,形にこだわらない」などの発案で、昭和39年から競技種目になり、テーマに合った花火が表現されているか,形や色・構成力・リズム感・音楽とのコラボ性・・・などで採点される。だから花火師の創造性や独自性が問われる花火となる。
内閣総理大臣賞は、十号割物と創造花火を総合的に審査し、最も優秀と認められた花火師に贈る名誉ある賞なのだ。
今年の最優秀賞・内閣総理大臣賞は山梨県の株式会社山内煙火店、初めての快挙。
今大会前に、「切磋琢磨する仲良し兄弟の挑戦」と題してテレビでも放映された。
ちなみに部門別優勝は、十号割物花火の部で長野県 信州煙火工業株式会社、創造花火の部は山梨県 株式会社 山内煙火店。
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