忌宮神社(いみのみや)
山口県下関市の城下町長府のほぼど真ん中に、忌宮神社と言う、ちょっと変わった名の神社がある。下関市長府宮の内町。
第14代仲哀天皇が九州の熊襲を平定のためご西下、この地に皇居 豊浦宮を興して七年間政治を行われた旧址で、天皇が筑紫の香稚で崩御せられたのち、御心霊を鎭祭す。
その後、聖武天皇の御代に神功皇后を奉斎して忌宮と称し、さらに応神天皇をお祀りして豊明宮と称す三殿別立の古社であったが、中世における火災の際、中殿忌宮に合祀して一殿となり、忌宮をもって総称するようになった。
忌とは斎(サイ)と同義語で、特に清浄にして神霊を奉斎する意味だそうな。
「忌み嫌う」の概念から”忌”の字は、てっきり悪い意味と思っていたが、全く違っていた。浅はか浅はか!!!
↓境内社 荒熊稲荷神社
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