医療ミス防止
患者の取り違えによる手術ミス,治療ミス,輸血ミス,投薬ミス等の事故は数多く報道される。
人間が関わる限りミスはなくならないが、製造現場でも治療現場でも、間違えない仕組み,間違えても安全な仕組みが構築され、ミスが起こりにくくなって来ている事は確かだ。
その代表的なものが「フールプルーフ」と「フェールセーフ」の考え方。
前者は、人間が間違えても危険にならない仕組みにしておく事、後者は、機械が壊れても危険にならない仕組みにしておくこと。
ここ心臓病センター 榊原病院でもその仕組みがあった。私も入院して初めて医療現場の安全対策を知った。
1.手首に患者名を書いたワッカを入れる。
2.点滴の交換,薬の投与,検査では「名前を言って下さい」と看護師や検査員が患者に問う。
3.医師が同じ病棟に同姓がいる事を患者に知らせ、本人やその家族にもその事を認識させる。
今回、前田姓が2人、同じ西病棟に入院中、さらに”前”の付く人が近々入院するとも。
だから念のため、私を東病棟に移すと言う。
西と東は看護師他スタッフが全く別、人事異動もない。徹底している。
せっかく看護師の名前と顔も覚えたのに・・・と思うがこれも安全のため。
まだあった、同じ前田の手術日が同じだったので、私の手術日を一日早めたとも。
この病院の安全対策はすごい。
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