搬送
1月24日(木)16時半頃、一台の救急車がサイレンを鳴らしながら瀬戸大橋を渡っていた。
この日は風が強く、車高の高い社内はガタガタと音を立てた。
搬送用のベットに固定され、自動血圧測定器を腕に巻かれて横たわっていたのは、他ならぬこの私だった。
回生病院で狭心症の応急手術をした後、根本的な治療は心臓手術しかないと言われ、ここではできないとも言われ岡山の病院に搬送と相成った。
救急車に母の付き添いで乗った事はあるが、自分が主役は初めて。風が強いせいか乗り心地は悪く、サイレンの音もかまびしい。意識もなく死にそうな患者でもないのに、サイレンを鳴らして走ることもなかろうと思いながら。
妻も同乗してくれて、今からどうなるんだろうとの不安をよそに、心は穏やかだった。
救急車は流石に早い、40分ほどで心臓病センター 榊原病院に着いた。
本格的な闘病生活が今から始まる。
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