和布刈神社
和布刈神社と聞いて松本清張の推理小説を思い出した。どんな小説だったかは覚えていないが・・・。
和布刈神事で有名、そのわかめを奈良時代から朝廷に献上していたとの記録がある。
和布刈神事は毎年旧暦の大晦日の深夜から元旦にかけての干潮時に行われ、三人の神職がそれぞれ松明、手桶、鎌を持って海に入り、わかめを刈り取って神前に供える。
神事当日、神職の者がその用意をしていると、海翁と海士女が神前に参り「海底の波風の荒い時でも、和布刈の御神事の時には竜神が平坦な海路をおつくりなさるから出来る」と神徳をたたえて立ち去った。
やがて竜女が現われて舞い、沖から竜神も現れて波を退け、海底は穏やかになった。神主が海に入って和布を刈り終ると波は元の如くなり、竜神は竜宮に飛んで入る。
以上、謡曲「和布刈」と和布刈神事より。
↓ここで、わかめを刈るのか。
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