旧野崎家住宅
坂出のすぐ対岸にある児島、車でもJRでも通過点に過ぎない町。
ここに、こんな見ごたえのある国指定の重要文化財があるとは知らなかった。
野崎家は、製塩業と入浜式塩田開発で財をなした野崎武左衛門がその気宇(度量)に合わせて天保から嘉永年間に次々と築いていった民家。
敷地面積は約3,000坪(約1万㎡)、建物延床面積は1,000坪近くもある。武左衛門の全盛期に次々と建てられたこの建物は、創建当時の建築技術の粋をこらしたもので、独特な平面の主屋、意匠に優れた表書院など庭園と共にそのまま今日に伝えられており、雄大な規模を有する当時の大事業家の居宅として貴重。
↓正面玄関
↓ 野崎家平面図
↓玄関から入るとすぐ右側に倉が建ち並ぶ。
とにかく部屋でも庭でも玄関,台所,便所に至るまでスケールが違う。
こんな広い屋敷に一体何人の下男・下女を引き連れて住んでいたのだろうか。
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