井山宝福寺
臨済宗東福寺派の中本山で、多くの高僧を生み出した地方には珍しい大きなお寺。
雪舟が涙でネズミの絵を描いたという逸話の方が有名な寺。
今からおよそ540年程前に、画聖雪舟が12歳で当山に入門し修行の際、絵ばかり描いてその業を怠り、住職がいましめのため本堂の柱に縛りつけたところ、落ちる涙で板敷にねずみの絵を描き、そのねずみが生きているように見えたので住職はすっかり感心して、絵の修業を許したと言う。
↓仏殿
↓正門から見る
↓ 山内で一番古いといわれる三重塔(国指定重要文化財)は、寺伝によれば弘長二年(1262年)北条時頼公が巡国の際、当山に立ち寄り建立されたと伝えられている。
昭和42年に解体修理され44年10月に竣工したもの。
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