八幡神社 in 直島
古くから、人が住み集落が形成するところには、必ず神が祭られた。
讃岐国直島村郷社八幡神社社記によれば、
応神天皇2年、妃の吉備の御友別の妹「兄媛」が郷里へ帰ったあとを慕われ、難波の津から船出して瀬戸内を巡幸し、小豆島を経て吉備の葦守宮に向かわれた天皇が、風待ちのため3月29日直島の西の浦に着かれた。
この時、天皇が船から岸にあがられ、浜辺の岩上に鎮座(御座りになった)されたので、この岩を「応神天皇腰掛岩」と呼び、(今も住吉神社境内にあります)島人は高田の浦、東の丘に御仮屋を建てて食事を差しあげて礼拝した。
ここで四日間お過ごしになり舟舵をつけ、翌日4月3日、順風を得て船出された時、直島の人々は吉備への海路の案内をつとめました。
その後42年が過ぎ、辛未の年、4月3日に誉田別尊〔ほんだわけのみこと〕(応神天皇)を勧請する為新御殿を造り八幡大神とし、この島の産土の大神として奉祭しました。
↓ 神門が見えてきた。
↓ 門をくぐり、更に進むとまた鳥居が。
↓ 鳥居を境に逆くの字となった階段下から本殿がのぞく。
↓ 本殿
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