余部鉄橋
余部鉄橋は兵庫県香美町香住区余部にある鉄橋。明治42年(1909年)12月着工、明治45年1月完成、これにより同年3月1日山陰本線が全線開通した記念すべき鉄橋である。
全長310.6m,高さ41.5mで、建設当時はトレッスル式鋼橋としては東洋一の規模を誇った。
約2年の歳月と当時のお金で約33万円(42億円に相当)の巨費と延べ25万人もの人夫を要した。
昭和61年12月、強風により列車が鉄橋から転落、多くの死傷者を出した事故は遠い昔のものになりつつある。
その事故を機に鉄からコンクリート製の橋へと架け替え工事が2007年3月に始まり、2010年8月に完成した。
↓ 在りし日の余部鉄橋(明治45年1月完成)
↓ 今のコンクリート橋(平成22年8月完成)
鉄橋ができ、山陰本線が全線開通した当時、余部に駅はなく、通勤・通学する人達は約1.8Km離れた隣の鎧駅まで、列車通過の合間を縫って鉄橋を歩いて渡っていたとか。
昭和34年、住民の強い要望により餘部駅が完成、「空の駅」の名で親しまれている。
一度行ってみる価値あり。
« 山陰海岸の風景あれこれ | トップページ | 天空の駅 »
「旅に出よ」カテゴリの記事
- シギラ黄金温泉(2023.11.21)
- パチャの石段(2023.11.21)
- 宮古島 経由 来間島へ(2023.10.31)
- 奄美空港(2023.05.02)
コメント