神龍湖
神龍湖は広島県庄原市神石高原町にある帝釈峡国定公園内の下部に位置する人造湖。
周囲24km、全長8Kmの湖。遊覧船で春には新緑を、秋には紅葉を楽しめる帝釈峡の中心観光地。
神龍湖の周りに約2Kmの散歩コースがある。案内図の現在地から左回りに歩く事にした。
散歩する人も少ないのか、道はあまり手入れされてない。と言うか故意に自然のままにしているのかも知れない。なかなか味わい深い散歩コースである。
↓「神龍橋」が見えてきた。新緑の緑に赤い橋脚が映えてきれい。
実はこの橋、再利用の橋なんだそう。
昭和5年に三原-東城線の神龍湖に架けられた「紅葉橋」が、昭和60年に新しく架け替えられ、これに伴い解体撤去される予定だったが、神龍湖を周回する遊歩道をつくる事が決まり、この橋が再利用された。
この橋は、戦前に架設された道路用の単純トラス橋としては、最長のスパンを誇り、平成14年に土木学会から「土木学会選奨土木遺産」と認定され、平成21年には文部科学省に造形の規範として「登録有形文化財」になった。
↓ 2番目の橋「櫻橋」
↓ 昭和60年にできた「紅葉橋」、橋の向こうに見えるのは龍神トンネル。
↓ 帝釈峡案内図
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