美しい国へ
この本は2~3年前、娘の白タク役で待つ間、暇つぶしに立ち寄った古本屋で買った。
丁度その頃、自民党が下野していた時で、病気で総理大臣を中途半端に辞めた人が、どんな事を書いたのか?、「美しい国へ」と言う資格があるのか?とちょっと興味を引かれ購入した。
パラパラと読んで、どうせ負け犬の遠吠えと決めつけ、最後まで読まずに積み置いた。
自民党が政権復帰し、安部氏が再度総理大臣になってから、つんどいた本の中にその本を見つけ、今度は読んで見ようかと言う気になった。
アベノミックス効果とやらで景気回復したように勘違いしている昨今、この本に経済についての考え方も書いてあったのかと興味があった。
蓮池 薫 著 「拉致と決断」にも出てくる拉致被害者5人の一時帰国の事が、当時の政府側の当事者として書いてあるくだりは、なかなかのものだった。
政府側にも「一時帰国なんだから、国と国との約束を守って北朝鮮に帰すべき」との意見も数多くあった中、「帰すともう二度と日本には帰してくれない」との安部氏の主張が拉致被害者をも説得した事など、私が経験した事の無い政治の世界で繰り広げられる駆け引きの重要性を知って面白かった。
アト、憲法改正の必要性についても、熱く語っているのが印象的だった。
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