薬師寺
薬師寺縁起より
薬師寺は天武天皇により発願(680年)され、持統天皇により本尊開眼(697年)、更に文武天皇の御代に至り、飛鳥の地において堂宇の完成を見ました。
その後、平城遷都(710年)に伴い現在の地に移され、当時は南都七大寺の一つとして、その大伽藍は我が国随一の壮美を誇りました。
爾来1,300年を経る中、兵火で諸堂が灰塵に帰しましたが、昭和42年高田好胤により復興が発願され、現在の姿に復元されました。
↓ 唐招提寺を出て、真直ぐな道を歩くこと約15分、赤い朱塗りの門がはるかかなたに見えてくる。
↓ 薬師寺 興楽門にたどり着く。
↓ 世界遺産、薬師寺の”大講堂”
大講堂は、正面41m,奥行20m,高さ17mあり、伽藍最大の建造物。 大講堂の本尊には彌勒三尊像、後堂には仏足石・仏足跡歌碑が安置されている。
↓ 金堂
金堂は薬師寺縁起によると二重二閣、五間四面、瓦葺の建物で各層に裳階(モコシ)をつけた美しい堂で、龍宮造りと呼ばれている。
↑ 金堂の中には、薬師如来を中央に、向かって右が日光菩薩、左が月光菩薩、合わせて薬師三尊が並ぶ。
仏さまは男でも女でもないと聞くが、薬師寺の日光菩薩・月光菩薩は腰をちょっとひねったお姿で少々悩ましい。
↓ 西塔(サイトウ)
西塔は享禄元年に兵火で消失、昭和56年4月に453年ぶりに創建当初の白鳳様式をもって復興された。
↓ 東塔(トウトウ) 残念ながら解体修理中、こんな塔の修理に費用がどれくらいかかるのか見当もつかない。
↓ 東,西塔の全景(パンフより)
↓ 納経
« 第2回坂出市西大浜南グリーンベルトコンサート | トップページ | 熱中症 »
コメント