因島
因島に45年ぶりに行った。
昭和42年、川崎重工に入社した私はKAWASAKI-Uタービンの運転制御の仕事に携わっていた。
当時の造船界は大型タンカー(油輸送船)建造の全盛期で、機械事業部が開発した船舶用タービン(プロペラを回すエンジン)は自社坂出建造船に採用されたのはもちろん、他社、とりわけ日立造船のタンカーにも搭載された。
私はそのタービンを動かす電気制御関係の設計していたので、船の試運転の立会いに日立造船の因島工場や堺工場へはよく行ったものだった。
三原から船で因島の土生港まで、どんな船だったのか、何分くらいかかったのか、もう忘れてしまったが、今も船は通っているらしい。
しまなみ街道が開通し、因島も経由しているので、今は車でも行ける。
日立造船因島工場が高台にある因島公園から見渡せる。
↓ 懐かしい造船所の風景
何回も因島へは行ったが、旅館と工場を往復しただけで観光などした事がなかった。
当時この島は日立造船の企業城下町で、島のほとんどの人はこの造船所に関わっていると聞いた。 今はどうか知らないが・・・。
↓ しまなみ街道の橋が見える。
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