幻の天鏡閣
先日、NHKのテレビで面白い映像を見た。
NHK総合テレビ、『歴史ドリームチーム「金閣の謎を解き明かせ」』 と言う番組。
『臥雲日件録』に、金閣寺(正しくは舎利殿と言うらしい)の北側に天鏡閣と呼ばれる建物があって、金閣寺と「複道」で繋がっていたと書かれてある。
番組では、それを再現したら今の金閣の景観がどう変わるかをコンピューターグラフィクで見せてくれた。
金閣寺に最近行ってきたばかりだったから、興味をひかれた。
文献や絵図が残されていないから、天鏡閣が金閣北側のどの辺に位置したのか、またその建築様式はどうだったのか、どんなふうに金閣と繋がっていたのか等など、そのひとつひとつを検証していく。
その検証過程が見せ所。
↓ 検証結果の最終案がこの風景
コンピュータグラフィク、恐るべし! まるで現実の世界のようだ。
↓ 天鏡閣
『教言卿記』の記載には天鏡閣に15間の会所があったと記されている。
外観や構造を詳細に記述した文献や絵図は残っておらず、電子調査を行ったが礎石などの遺構は確認できていないと言うから、本当に存在したのかどうか疑わしく思える。
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